2人目不妊
私には1人の子供がいます。
私自身が2人兄弟という事もあり、もう子供は2人欲しいなという願望がありました。
1人目の子供が3歳になり、育児も少し落ち着いてきてから、そろそろ2人目を頑張りたいなと思い、妊活生活がスタート。
ですが、なかなか妊娠出来ず、妊娠検査薬を大量に使用しました。
もしかしたら今月はできているかもしれない!と思い妊娠検査薬を使用しても毎月陰性反応ばかり、、、。
この毎月の残念な報告を1年ほど繰り返した頃からもしかしたら、私は2人目不妊なのでは、、、?という疑問を持ち始めるようになりました。
2人目不妊とは?
一人目は無事に妊娠して出産できたものの、二人目がなかなか妊娠できないこと。
1人目の産後の母乳期間を終了してから、避妊をせずに夫婦生活を続けているにも関わらず2年以上妊娠に至れない状態のこと。
不妊外来に行ったきっかけ
不妊外来に行ってみようかなという漠然とした思いはありましたが、なかなか踏み切れずにいました。
そんな中、私は毎月の度重なる生理の際の痛みがどんどん強くなっている事に気付いたのです。
痛み止めを飲まないと、立っていられないほどの激痛だったのです。
これは、不妊の前に、生理痛外来に行って見た方が良いかもと思い、不妊と生理痛外来に強い婦人科を探し見つけていく事にしました。
子宮内膜症とチョコレート膿腫の診断
婦人科での診断は、子宮内膜症と、チョコレート膿腫が卵巣にできているという診断でした。
正直言ってとてもショックだったのを覚えています。
もしかしたら子供はもう諦めた方が良いのではないかという不安が脳裏を過ぎりました。
子宮内膜症とは
子宮内膜症とは、本来だと、子宮の内側にしかないはずの子宮内膜が、子宮以外の卵巣や腹膜などで増殖してしまう病気です。
子宮以外の場所で増殖してしまった子宮内膜は、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、痛みを引き起こします。
子宮の内側にある子宮内膜は、生理の時に月経血として身体の外に出て行きますが、子宮以外の場所で増殖し剥離した内膜はお腹の中にとどまってしまいます。
これが炎症や癒着を起こして痛みの原因となります。
命に関わる病気ではありませんが、子宮内膜症の生理痛は本当に痛くて辛いです。
また、不妊の原因にもなります。
通りで、私達夫婦の場合、いくら排卵日近辺で頑張ってもなかなか子供が出来なかったわけです。
チョコレート膿腫とは
卵巣の中に袋(嚢胞)ができ、その中に古くなった子宮内膜や月経血が溜まっていく病気です。
子宮内膜症の方は、一緒になりやすい病気のようです。
卵巣内にできた子宮内膜が生理のたびに増えていき、卵巣内にたまってしまいます。
そして、古くなった子宮内膜と血液は酸化して泥状に黒っぽくなり、溜まった内容物の見た目がチョコレートのようになることから「チョコレート嚢胞」という名前がついたようです。
放置していると不妊の原因にもなり、癌化してしまうケースもある病気です。
ある一定の大きさになると手術をして取り除く必要があります。
子宮内膜症とチョコレート膿腫の治療
妊娠が治療になる
私は2人目の妊娠を希望していることを担当の医師に話しました。
チョコレート膿腫も切除しなければいけないほどの大きさではないから、早急に妊娠することを勧められたのです。
妊娠することで、生理も止まりますので症状の緩和につながると教えられました。
それからは医師の指導のもと、タイミング法で自然妊娠を試みました。
ですがそれでもなかなか授かることができなかったのです。
タイミング法で難しいなら、体外受精や人工授精の提案もありました。
ですが、私は自然妊娠を希望しており、体外受精に気が乗らなかったのです。
あとは、旦那さん側にも不妊の原因が見つかり、、、。
これは別記事にて詳しく書いてます↓↓
-
-
2人目不妊|旦那の精子が少なく活動率も低かったという現実
2人目不妊で知った男性不妊 2人目の妊娠を希望してから、妊活をスタートして1年ほど経過して、これはもしかしたら、2人目不妊なのかもしれないと疑い始めました。 病院を受診してみてわかったこ ...
一旦、妊活はお休みして、私の子宮内膜症とチョコレート膿腫の治療に入る事にしました。
ピルの服用
最初にピルを服用しました。
ピルを服用することで、子宮内膜症の症状を抑えることができます。
あとは、また妊活をしたいとなった時にスムーズに再開できるという医師の提案でした。
ただ、私、本当にピルが合わなくて、、、。
2種類ほど試しましたが、頭痛と吐き気の辛い副作用で断念してしまいました。
これは個人差があり、ピルで副作用が出ない人もいるので、私の場合、本当に身体がピルを拒否してしまっていたんだと思います。
ディナゲストの服用
ディナゲストもホルモンのお薬で、子宮内膜症の症状を抑えるのと、病巣を小さくしていく効果があるようです。
最初からこちらを飲めばよかったんですが、この薬は飲み始めの3ヶ月は副作用が辛いらしく、また、長期服用をする事で治療に繋がるので、妊娠を希望していて、いつ妊活を再開するか分からないのであればピルの方が良いという判断で、ディナゲストを服用しませんでした。
ですが、私の場合ピルでも副作用が出るくらいなら、もうどっちも変わんないや!と思ってしまい、思い切ってディナゲストを服用する事にしました。
最初の3ヶ月は不正出血や腹痛が辛いと言われていますが、私は全く不正出血がありませんでした。
1日だけ謎の下腹部の激痛がありましたが、鎮痛剤でやり過ごし、それからは落ち着いています。
薬の副作用って本当に個人差が激しいなあと実感しました。
ディナゲストを服用してよかった事
まず、生理がこなくなる事です。
あの毎月の鬱陶しい生理と、辛い生理痛から解放されました。
ディナゲストを服用すると、イメージとしては更年期の状態に近づけるようなので、更年期症状が出たらどうしようかなと思っていたのですが、私の場合そういった心配もなく服用できています。
このまま副作用が出ないと嬉しいです。
2人目の妊娠を諦めていません
私は、早く2人目が欲しいと焦っている時期がありました。
1年に12回しかない妊娠のチャンスを無駄にしたくないという気持ち、そして、周囲の友人も2人目の妊娠報告や出産報告が重なり、焦る気持ちがありました。
子宮内膜症とチョコレート膿腫が見つかってからは、なんで私なんだろう、もしかしたら2人目を妊娠できないのかもしれないと、とても落ち込みました。
けど2人目をなかなか妊娠できないのには理由があって、私の身体がちょっとお疲れモードで少し労ってあげなきゃいけないんだなって思えるようになったんです。
まずは今は治療に専念して、もう少し気長に、2人目を考えて行こうと思います。
ちょっと前向きに考えることができるようになりました。
2人目不妊かも?と思ったら早めの検査を
2人目不妊かも?と思ったら、妊活を始めた年げつ関係なく早めの受診をお勧めします。
私のように、もしかしたら病気が原因だった場合に早めに受診して知る事で、早期解決、早期治療に繋がります。
病院に行くのは少し億劫ですけどね。
でも、1人で悶々と悩んでいても解決に繋がりませんからね。
私も、もう少し治療は続きますが、気長に頑張って行こうと思います♪